
事故をなくしたい・安全運転を実現するためにできることは。

愛知陸運株式会社
- 業種:運輸業
- 従業員数:1,000~1,500名
- 担当:須田特別参与、矢野さん
研修の導入まで
- 事故を減らすためにできることは何でも取り入れたい
- 40人を超える新入社員に研修を受けさせたい
これまでは、社内の研修施設を活用し運転練習や研修を実施していました。研修を実施してはいるものの、若手の事故が多い・減らないことが大きな課題でした。
事故を無くすための新たな取り組みとして、遠鉄自動車学校に安全運転研修を委託し、2023年5月に新入社員43名の研修を実施しました。 実務で採用している*アイリク安全運転マニュアルに則り、実際の業務に使用しているトラックも使用することで、より実務に近い形の研修ができました。 この研修には新入社員だけではなく、現場で教育・指導を担当する社員や営業所の所長、役員も立ち会いました。
*アイリク安全運転マニュアル:社内で定めている安全運転のための運行上のルールです。

矢野さん
事故を減らすことが、運送会社の宿命
研修を委託することになった経緯を教えてください。
長年、社内で研修を行なってきましたが、若手社員の事故が減らないことが課題でした。
事故防止のために、新たな取り組みができないかと考える中で、「研修をプロに依頼してみてはどうか」「安全運転のプロといえば自動車学校だろう」という意見があり、自動車学校での研修を検討することになりました。
委託するにあたって課題はありましたか?
課題になったのは、43人という人数でした。
大人数なのでまとめて受け付けてもらうことが難しく、これまでは外部での研修を諦めていました。しかし、春に新入社員40名の合宿免許を受け入れてくれた、遠鉄自動車学校であれば対応してもらえるだろうと、研修の相談をしました。
実施の決め手はありましたか?
決め手になったことは、43名全員を受け入れてくれたこと、研修内容を相談した際に、当社と同じ目線で事故を減らすためにできることを考えてくれたことです。
自社のルールに基づき、実務に即した研修を行なってくれた
実施にあたり印象に残っていることはありますか。
研修では、自動車学校で教える交通ルールにすべて従うものと思っていましたが、実施内容を相談しているときに、講師の方から「会社に戻ってから事故を起こさないことが大事なので、御社のルールを教えてください」と言われたことです。 当社の事故を減らすためにそこまで本気で考えてくれていることに驚きました。また、実務で採用している*アイリク安全運転マニュアルをもとに研修を行なってくれたことに、とても感謝しています。
実施内容
- 1日目運転適性検査、普通車路上走行、安全運転講話
- 2日目車間距離確認、死角特性体験、路上走行
- 3日目高速走行、大型車両特性の体験、運転効果測定
研修を終えて、社内での反響はありましたか?
運転技術だけでなく「安全運転意識」を高めてくれました
研修に立ち会った教育担当者からは、安全運転意識を高められる教え方を学びたいとの意見がありました。
講師の方々による研修は、ルールを伝えてルール通りにやらせるのではなく、なぜルールがあるのか、なぜルールを守ることが安全運転につながるのかを丁寧に説明してくださり、運転技術だけでなく安全運転意識を高めてくれるものだと感じました。 今後は指導・教育担当者の育成もお願いしていきたいです。
研修風景

業務に使用するトラックでの車間距離確認

教育担当者が同乗し、研修を受ける場面も

教習コース内での後退練習
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