高齢者講習

認知機能検査とは？

運転免許更新時に75歳以上の方が受講される高齢者講習の一部として行われるのが、「認知機能検査」です。

これは、運転に必要な記憶力が、どれくらい維持されているかを確認するためのもので、運転適性を客観的に判断する大切なステップとなります。

検査の目的

• 安全運転の継続：ご自身の認知機能の状態を把握し、これからも安全に運転を続けられるかを判断するきっかけとなります。
• 運転適性の確認：検査を通じて、ご自身の記憶力や判断力が運転に支障をきたさないかを確認します。

最新の検査内容と流れ

現在の認知機能検査は、以下の2つの項目で構成されています。

1. 時間の見当識
   検査当日の「年月日、曜日、時間」を回答する問題です。

2. 手がかり再生
   まず、いくつかのイラストが提示されます。それを記憶した後、一度別の課題を行い、その後、ヒントなしで覚えたイラストをできるだけ多く答える問題です。

検査結果について

検査の点数によって、結果は2つの区分に分けられます。

• 認知症のおそれなし：規定の点数以上の場合、そのまま高齢者講習に進んでいただきます。

　

• 認知症のおそれあり：既定の点数以下の場合、再度、認知機能検査を受検するか、専門医による診断が必要となることがあります。

遠鉄自動車学校では、皆様が安心して検査や講習に臨めるよう、丁寧なサポートを心がけています。ご不明な点がありましたら、お気軽にお尋ねください。